いたのクリニック

 転移性肝がん

 原発性肝臓がん以外の治療も行っております。ここでは代表的なものとして大腸癌肝転移に対する肝動注療法についてご紹介します。

現在の切除不能大腸癌肝転移に対する標準治療は、分子標的薬を併用した全身化学療法でありますが、リザーバー肝動注化学療法療法(肝動注)が肝転移巣に優れた局所制御性を有するのは事実です。過去、肝転移を主体とする進行性大腸癌症例のうちインフォームドコンセントで試験の同意が得られた13例に対して標準的全身化学療法と薬剤種類や投与時間をほぼ同等にした肝動注化学療法を実施した結果、奏効率76.9%で全例腫瘍マーカーの低下を認めており、13例中11例がすでに他の治療を受けて無効・再燃した症例であり、second line 以降のレスキュー治療であった事実を考慮しても、望外に良好な結果を得ております。本治療法は大腸癌肝転移治療の有用な選択肢に成り得る可能性があると考えています。


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